クイックドローによるポイント選定の優位性について(GPSMAPシリーズ使用)
ということで。。。
前にも色々載せたので同じような内容になるのかなとは思うのですが
使い込んでいくうちにどんどんと釣りが楽になっていくこの感じはやっぱりさすがなのかなぁと感じます。
あとは説明に必要な知識もだいぶ備わってきたかなという感じです。。
仕事の方の19トンの船でも採用してもらってまだ色々とテスト段階ではありますがおかげさまで
色々なことを勉強させてもらっています。
使用している機種は
GPSMAP7408XSV
GPSMAP1022
の2台に
振動子が
GTー41ーTM
GTー15MーIH
の2台です。
魚探掛けをする場合にトランサム側の振動子をメインで水深を記録させると
急旋回した時にエラーを出してしまいます。
船が大きく斜めになることで水深エラーが出るのかなと思っています
インナーハルの方がこのエラーは出にくい気がします。
船体が大きく深い場所に振動子がついていればこういったエラーも少ないかと思いますが
現状ではある程度曲がる時にはしっかりスピードを落とすことが大切かなと思っております。
ポイントに登ったりを繰り返す時はクイックドローの記録を止めたほうがいいのかなと思います。
今回のテーマであるクイックドローでの優位性についてですが
まずこのようにニューペック地図の状態でもある程度の目標となる地形がイメージできるとは思います。
ですがこのようにある程度細かく出ているところは大体60メートル付近ぐらいまでであったり
細かな瀬や地形の変化のあるところは表示されていなく自分でポイントを打ち込んでいくしか無いのかなと思います。
下がここ一帯をクイックドローしてみた地図です。
全く違うとまではいきませんがイメージはガラッと変わると思います。
ここに小島のような瀬があるのもはっきりとわかってくると思います。
魚探映像も一緒に撮れたらよかったのですが海に出れないのでご勘弁を。。。。笑
こういった地形図にプラスして魚探映像での底質判断により
今までよりもピンポイントで魚を狙う事が出来たり釣れないポイントは除外する事ができます。
そして次の画像です。。。
この状態だと漠然としすぎていてどこを狙って走ったら良いのやらとなりますよね。。。
縮尺も広く実際にこの範囲を探索するのは相当な労力です・・・
でも一度走った所は地図に表示されるためもう一度通らなくても良いので
最小限の労力で地形を把握することができます。
ある程度走り続けると。。。
↓のようになります。
ニューペック地図には無い地形変化がはっきりしたのがわかりますよね?
実際に走ってみたがニューペック地図と変わりないなんてことはザラにあります。
でもこういったように変化の大きな場所を見つけることもできます。
ポイントデータは載せていませんがこの中にも相当な数の釣れるポイントがピンポイントで押さえてあります。
白地図の状態では潮に対しての認識も変わってきます。
1 2 3 の潮だと釣れますが4の潮だと釣れないのもわかります。
ドテラで長く流すのであれば1や3の潮
ピンポイントで変化のあるところに入れるなら2の潮など
その日の潮に応じてポイントを選びやすくなります。
それとこのような状態でクイックドロー無しの魚探の人がこの両方のコースを走ったとします。
1のコースで走った場合には地形で徐々に(もしくは急激に)水深が深くなっているなという印象になると思います。
ですが
2のコースで走った場合には盛り上がってから下がる為に瀬だと思ってしまうと思います。
瀬だと認識している場合北西側からの潮の場合は食いが悪くなるので除外するまでに時間がかかってしまいます。
特に風と潮が逆の場合に見切るまでに結構に時間がかかってしまうと思います。
島の近くにはこういったポイントが結構多くあるのでここを見切れるかどうかでも結構釣果が変わってくると思います。
それと地形の変化がしっかりわかることによって潮の動きがどのように動いているかということも良くイメージできると思います。
なぜ潮目がそこにできているのかと言う理由もはっきりしてきます。
それとこう言った瀬の場合東からの潮、南からの潮じゃないと釣りずらいのもわかります。
完全に潮陰になると魚の動きも鈍くなります。
小さな瀬は360°の潮に対応出来るところも強いところではあります。
ただ合わない潮もありますが。笑
と言った感じでクイックドローで魚探掛けをすることによってただ走ってる時間も無駄では無いと思えるし
新しいポイントを見つけるとすごく興奮しますw
何が釣れるんだろう?とワクワクしながらジグを落としますw
実際走ってる時間の方が長い日もあるかも知れません。。。
釣りした方がいいんじゃないの?って思う方もいるかもですが
釣れないところをいくら流しても釣れないですし。
たまたま釣れたとしてドテラで流していた場合スクロールバック機能無しならばポイントに戻ることも困難です。
多機能なモデルは操作や設定もたくさんありめんどくさく感じるかもしれませんが
実際にはそんなにたくさんの機能を毎回使うわけじゃなくて
痒い所に手が届くと思ってらえたらもっと気軽に使えるのかなと思います。
どんな物でも新しくなれば覚えることは不可欠ですからねw
新しい事を覚えて新しいポイントを見つけて新しい魚に出会えるのもまた釣りの楽しみではないかと思います♪
皆様楽しいフィッシングライフを!